2019-02

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国内ミステリー

『キリングクラブ』社会を掌握する側のサイコパスが集まる団体とは?

石川智健氏の『キリングクラブ』を紹介する。エリートサイコパスのみで構成される超高級社交クラブ。その会員が、何者かに次々と殺されていく。しかも、どの遺体も開頭されていた。伏線だらけのジェットコースター・ミステリーと謳われている本書はおもしろいのか?
海外ミステリー

『カナリアはさえずる』エドガー賞ノミネート作!薬物捜査の密告者にされて

ドウェイン・スウィアジンスキー氏の『カナリアはさえずる』は、エドガー賞にノミネートされた作品である。マイクル・コナリー氏が絶賛したが、受賞を逃している。おもしろい作品なので紹介したいと思う。
2019.06.08
国内ミステリー

【カインの子どもたち】浦賀和宏氏/私の家族は人殺しなのか……

今回は、『私の家族は、「人殺し」なのか。』という文言が帯に書かれた、浦賀和宏氏の「カインの子どもたち」を紹介する。【私の祖父は人殺しだった。】この文章は1行目だ。これだけで「絶対おもしろくなるはずだ」と、わたしは確信したのである。
国内ミステリー

『盤上に死を描く』-井上ねこ氏-『このミス』大賞-優秀賞受賞作-

井上ねこ氏の「盤上に死を描く」は、『このミステリーがすごい!』大賞の第17回優秀賞を受賞した作品である。そして本作は受賞時、「殺戮図式 猫吉」というタイトルと筆名だった。史上最年長の65歳だという著者の「盤上に死を描く」を紹介していこうと思う。
国内ミステリー

大沢在昌氏の『帰去来』

作家生活40周年記念、執筆10年に及ぶ大長編、パラレルワールド警察小説、と帯に書かれている。そうはいっても帯の文言は関係がなく、わたしは大沢在昌氏の作品であれば購入して読むのだが……。<ということで「帰去来」のあらすじと感想を書いていく。
国内ミステリー

『だから殺せなかった』一本木透氏/第27回鮎川哲也賞優秀賞受賞作

一本木透氏の『だから殺せなかった』は、話題作の『屍人荘の殺人』と栄冠を競い、第27回鮎川哲也賞優秀賞を受賞した作品である。全国紙の新聞の紙面上で、連続殺人事件の犯人と対決する記者は、つぎの犯行を言葉だけで阻止することができるのか……。
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