国内ミステリー『マーダーズ』長浦京氏の3作目!またしてもすばらしい傑作だった…… 長浦京氏のデビュー作の『赤刃』は、時代小説が嫌いでなければかなりおすすめだ。そして2作目の『リボルバー・リリー』は第19回大藪春彦賞を受賞し、「ミステリーが読みたい2017年版」の3位、「このミステリーがすごい!」の6位という大傑作である。 2019.03.30国内ミステリー
国内ミステリー『予言の島』閉ざされた島で起きた連続死。これは殺人か――呪いか。 「初読はミステリ、二度目はホラー。この謎に、あなたもきっと囚われる。」と帯に書かれた、澤村伊智氏の『予言の島』を紹介する。第一章の冒頭は、大原宗作(おおはらそうさく)が自宅の賃貸マンションで自殺しようとしていたところを、間一髪で阻止したのは彼の父親だった。 2019.03.21国内ミステリー
国内ミステリー大門剛明氏-文庫本-『完全無罪』と『両刃の斧』の2作を紹介するよ! 大門剛明氏といえば、「驚愕のラスト、横溝正史ミステリ大賞の傑作・社会派ミステリ」の『雪冤 (角川文庫)』という作品が有名である。未読の人は、これから紹介する『完全無罪』と『両刃の斧』のおもしろい2作品とともに、ぜひ手にとってほしい。 2019.03.11国内ミステリー
海外ミステリー『沼の王の娘』カレン・ディオンヌ氏-バリー賞-最優秀作品- カレン・ディオンヌ氏の『沼の王の娘』の帯には、「衝撃のサバイバルスリラー」「映画化決定!」と書かれている。看守を殺して逃走した父を捕まえられる人間は、娘のわたし以外にいない。父と娘の緊迫の心理戦!究極のサバイバルゲームがいま始まる! 2019.03.09海外ミステリー
国内ミステリー横山秀夫氏の『ノースライト』「64」から6年!待望の長編ミステリー 横山秀夫氏の『ノースライト』の帯には、「横山ミステリー史上最も美しい謎」と書かれている。越してきたはずの家族の姿はいない。それに、電話機以外に家具もない。ただひとつあったのは、浅間山を望むように置かれた「タウトの椅子」―いったいなにが起きたのか? 2019.03.04国内ミステリー
国内ミステリー『あなたもスマホに殺される』志駕晃氏/「自殺相談室」という謎のSNS 志駕晃氏は、「スマホを落としただけなのに」の著者である。そのシリーズの第3弾なのかと思って購入したが、ちがったようだ。映画化された「スマホを落としただけなのに」の著者が放つ「あなたもスマホに殺される」は、戦慄のSNSミステリーである! 2019.08.29国内ミステリー