2019-08

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国内ミステリー

『20 誤判対策室』-石川智健氏-完全犯罪を見破るゲームに負けた時の代償は?

石川智健氏の『20 誤判対策室』は、ドラマ化された傑作の『60 誤判対策室 (講談社文庫)』のシリーズ2作目である。「見破ってみせてください、私の完全犯罪を。」「簡単ですよ、完全犯罪なんて。」と帯に書かれた『20 誤判対策室』のあらすじと感想を書いていく。
国内ミステリー

雫井脩介氏の『犯人に告ぐ(3) 紅の影』〜詐欺師のリップマンを捕まえろ!

今回は、雫井脩介氏の『犯人に告ぐ(3) 紅の影』を紹介する。(3)となっているように、シリーズものである。1作目の『犯人に告ぐ』は、2004年版「週刊文春ミステリーベスト10」→第1位。2005年版「このミステリーがすごい!」→第8位。第26回吉川英治文学新人賞の候補。第7回大藪春彦賞を受賞。
海外ミステリー

『訣別』富豪老人の膨大な遺産を相続する者は?極秘調査をおこなうが……

マイクル・コナリー氏の『訣別』は、ハリー・ボッシュ・シリーズの19作目である。そして、前作のハリー・ボッシュ・シリーズ18作目の『贖罪の街』の記事には、ボッシュ・シリーズの順番とマイクル・コナリー氏の全作品を記載してあるので、ついでに読んでいただければ幸いだ。
2019.10.16
国内ミステリー

『オレオレの巣窟』嘘にまみれた詐欺師たちのマネーゲーム!勝者はだれだ!

『オレオレの巣窟』は、志駕晃氏の最新刊(2019年8月11日時点)である。「あなたも、きっと騙される」「詐欺師達の饗宴。出し抜くのは誰だ?スリル満点!痛快エンタメ。」と帯に書かれているため、ミステリーが好きな人であれば、食指が動かないはずがないだろう。
国内ミステリー

『絶声』-下村敦史氏-3人の骨肉の争いの果てに待っているものは……

下村敦史氏は早いペースで作品を発表してくれるのでありがたいことである2018年12月〜2019年8月のあいだに、3冊も発刊されている。3か月に1冊のペースである。2018年12月に発刊された『悲願花』は、作中の仕掛けに驚かされることだろう。
海外ミステリー

『刺青強奪人』サイコパスミステリーの快作!おもしろさは抜群!

「国際犯罪小説(ブラッディ・スコットランド)の勝者が紡ぐ人皮偏執のサイコミステリー」と帯に書かれた『刺青強奪人』は、アリソン・ベルシャム氏のデビュー作である。ミステリー好きであればタイトルを見ただけで、「これはおもしろいはずだ」と叫ぶことだろう。
2019.10.30
海外ミステリー

『ケイトが恐れるすべて』隣人が殺され、誰が嘘をついているのか……

今回はピーター・スワンソン氏の『ケイトが恐れるすべて』を紹介する。ピーター・スワンソン氏といえば、前作のそしてミランダを殺す』が、昨年のミステリランキング上位を独占した。そして『ケイトが恐れるすべて』は、「真相が明かされた瞬間、驚愕で震える!」と帯に書かれている。
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