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【ブラック・スクリーム】リンカーン・ライムシリーズ13作目!

3.5
ジェフリー・ディーヴァー氏のブラック・スクリームという本海外ミステリー
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待望のリンカーン・ライムシリーズ13作目の『ブラック・スクリーム』は、わたしの期待に応えてくれなかったが、とりあえず、あらすじと感想を書くいてく。

そのまえに、『ブラック・スクリーム』までの順番は下記のとおりである。

  1. ボーン・コレクター 上 (文春文庫)
    ボーン・コレクター 下 (文春文庫)
  2. コフィン・ダンサー 上 (文春文庫)
    コフィン・ダンサー 下 (文春文庫)
  3. エンプティー・チェア 上 (文春文庫)
    エンプティー・チェア 下 (文春文庫)
  4. 石の猿 上 (文春文庫)
    石の猿 下 (文春文庫)
  5. 魔術師 上 (文春文庫)
    魔術師 下 (文春文庫)
  6. 12番目のカード 上 (文春文庫)
    12番目のカード 下 (文春文庫)
  7. ウォッチメイカー 上 (文春文庫)
    ウォッチメイカー 下 (文春文庫)
  8. ソウル・コレクター 上 (文春文庫)
    ソウル・コレクター 下 (文春文庫)
  9. バーニング・ワイヤー 上 (文春文庫)
    バーニング・ワイヤー 下 (文春文庫)
  10. ゴースト・スナイパー 上 (文春文庫)
    ゴースト・スナイパー 下 (文春文庫)
  11. スキン・コレクター 上 (文春文庫)
    スキン・コレクター 下 (文春文庫)
  12. スティール・キス
  13. ブラック・スクリーム
(2019年10月12日追記)14作目の『カッティング・エッジ』の個別記事は以下をどうぞ!
『カッティング・エッジ』-ジェフリー・ディーヴァー氏-構成の巧妙さに愕然!
シリーズ14作目の『カッティング・エッジ』を紹介する。本書の帯には「シリーズ原点回帰の傑作」と書かれいるが、傑作という文言を使ってハードルをあげてしまって大丈夫だろうか。そして読了した結果、すばらしい作品だったのである。

もし、このシリーズを未読の人がいるのであれば、7の『ウォッチメーカー』までは読んでほしい。

きっと「読んでよかった」と言うはずである。まあ、そこまで読んでしまったら、おもしろすぎて抜けだせなくなっていると思うが……。

『ブラック・スクリーム』のあらすじと感想

成人男性ひとりが、べつの成人男性ひとりに路上で拉致される。それを目撃していたのは、9歳の女の子だけだった。子供ひとりの証言では頼りないが、犯人が名刺代わりに首吊り縄を置いていったことから、ライムたちは犯人を追うことになる。

一方、犯人側の描写は、

ステファンはデジタルレコーダーを持っていた。「しゃべるなよ」
男はうなずき、沈黙を守った。ステファンは首吊り縄をつかんで引っ張った。もう一方の手に持ったレコーダーを男の口もとに近づける。男の口から漏れる苦しげな音に、ほれぼれと聴き入った。複雑で多彩な音色、そしてリズム。
そう、それは音楽と呼べそうな音だった。
P27

レコーダー

縄で首を絞めて声をださせ、それを録音してよろこんでいる。イカれた犯人である。ここまでは「おもしろくなるぞ」という期待がふくらむが……。

そして、あるときがくると首が絞められて死ぬような仕掛けをし、その場面が動画サイトに投稿されたあと、ライムたちは証拠をかき集める。その結果、犯人は国外逃亡をしている可能性が高いことを知るのだった。

舞台はイタリアに移り、森林警備隊の男が罪人をとりおさえようとする。

黒トリュフ

品質の低い中国産のトリュフをイタリア産と偽って販売しているためである。しかし、路上で罪人を尋問している途中、自転車に乗った男が大声をだしながらむかってくることに気づき、罪人との会話が中断される。

大声の男の話を聞いてみると、男が男に襲われているという。そこに駆けつけなければならなくなったせいで、トリュフ男に逃げられてしまうのだった。

そして現場に駆けつけてみると、ふたりの男は姿を消し、首吊り縄があった。

それからライムたちがイタリアにきて、捜査に参加するという内容である。数人のイタリア人が登場し、ひとりひとりのキャラクターは魅力を感じる。だが、事件が小ツブなのと、物語が大きく動かないことが欠点だと思う。

会話や人物描写を楽しむための作品であるため、いままでのジェフリー・ディーヴァー氏の作品と比較すると、物足りなさを感じてしまうことは否めないだろう。当然、会話や人物描写は重要だが、そこに重きを置きすぎている。犯人のイカれた感じは好きなのだが……。

ステファンの人生最大の目標は、〈ハーモニー〉に到達することだ。完全無欠の天球の音楽が静かに流れる天国への道を邪魔するものは、誰であろうと、何であろうと、許せない。なのに、あの女は、アルテミスは、ここまで追ってきた。彼を止めるために。彼の人生を不協和音で満たすために。P249

ライムたちがイタリアにきていることを知ったときの、犯人の描写である。アメリア・サックスのことをアルテミスと言っている。

この人物をもうすこし派手に動かせば、おもしろくできたのに……。そう、思ってしまうのである。

リンカーン・ライムシリーズのなかでは、ワースト3に入るほどの作品だろう。これが新人作家のデビュー作だったとしても、上記が妥当である。かなり甘めに評価したとしても……。

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『カッティング・エッジ』-ジェフリー・ディーヴァー氏-構成の巧妙さに愕然!
シリーズ14作目の『カッティング・エッジ』を紹介する。本書の帯には「シリーズ原点回帰の傑作」と書かれいるが、傑作という文言を使ってハードルをあげてしまって大丈夫だろうか。そして読了した結果、すばらしい作品だったのである。

ニューヨークで起こった誘拐事件の犯人、自称“作曲家”が国外に逃亡、名探偵ライムと刑事アメリア、介護士のトムの3人はあとを追ってナポリに渡り、現地の警察と共同で捜査を開始する―ほぼ全編がイタリアで展開する最新作は、シリーズのファンが「こうでなくちゃ」と快哉をさけぶ場面が満載。名探偵ライムが証拠とロジックで快刀乱麻の名推理を導き出せば、アメリアは凶行を阻止するために車を疾走させ、死地へと飛び込む。もちろん大規模ドンデン返しも待ち受けています。

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