国内ミステリー

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『カエルの小指 a murder of crows』-久々に派手なペテンを仕掛けるぞ!

今回は『カエルの小指』を紹介する。『カラスの親指』のあいつらが帰ってきた!〉という文言を見たとき、「これがつまらないわけがない!」とわたしは心のなかで叫んだのだ。『カエルの小指』のあらすじと感想を書くまえに、前作の『いけない』のことについてふれておく。
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横関大氏の『彼女たちの犯罪』-ひとりの男をターゲットにした女性たちの思惑は……

数多くの伏線、たび重なるどんでん返し、このふたつがある横関大氏の『彼女たちの犯罪』を紹介する。さいごまで本記事を読んでしまったら、ミステリー好きの人はすぐに書店へダッシュすることはまちがいないだろう。ということで、あらすじと感想を書いていく。
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本城雅人氏の『穴掘り』-死体をうめてしまえば犯罪は露見しないのか-

本城雅人氏の作品のなかでは、第38回吉川英治文学新人賞を受賞した『ミッドナイト・ジャーナル』がもっとも有名だろう。テレビドラマ化されたほどなので、読んでみるのもいいかもしれない。ということで、『穴掘り』のあらすじと感想を書いていく。
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『ノワールをまとう女』-第65回江戸川乱歩賞受賞作-デモを鎮めることはできるのか?

第65回江戸川乱歩賞を受賞した、神護かずみ氏の『ノワールをまとう女』を紹介する。殺人事件が起きた、盗作が疑われる、といった謎だけでは、誰かがやったんだろうとしか読者は思わないので、魅力的な謎とは言えません。(貫井徳郎氏の選評より)ということで、あらすじと感想を書いていく。
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深木章子氏の『極上の罠をあなたに』-悪人たちが共食いをする短編集-

今回は、深木章子氏の『極上の罠をあなたに』を紹介する。謎の便利屋のダイレクトメールが4つの物語に関わり、悪党たちはその便利屋の男を利用して悪事を企むが、そこに群がるのも悪党たちなのである。ピカレスクやコンゲームが好きな人は歓喜するだろう。
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『そして誰も死ななかった』〜絶海の孤島に招待された5人の男女は殺されていく?

今回は、『そして誰も死ななかった』を紹介する。ミステリー好きであれば、タイトルを見ただけで手にとりたくなってしまうことだろう。今までの作品と比較すると、グロさは控えめになっているので、多くの人に読んでほしい作品なのである。ということで、あらすじと感想を書いていく。
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宇佐美まこと氏の『展望塔のラプンツェル』ミステリー好きがうなるラスト!

宇佐美まこと氏の『展望塔ラプンツェル』を紹介する。「弱者に光をあてる書き下ろし長編ミステリー」「驚きのラスト‼」という帯の文言は、まったく嘘偽りのない惹句だった。ミステリー好きにはたまらないだろう。ということで、あらすじと感想を書いていく。
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『黙秘犯』-目撃証言と指紋のついた凶器があるのに、男が沈黙する理由は-

今回は、翔田寛氏の『黙秘犯』を紹介する。過去に傷害事件をおこした男が、今度は撲殺事件の容疑者に……。それに、海水浴場で起きた不審死と連続婦女暴行事件……4つの事件は関連しているのか……。ということで、『黙秘犯』のあらすじと感想を書いていく。
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『死にゆく者の祈り』〜教誨師が死刑を目前にした友人のために奔走する〜

最近の著者の作品は、『「画竜点睛を欠く」とはこのことだな』というような作品がつづいていた。そのため、本作にあまり期待していなかったが、『死にゆく者の祈り』はすばらしい作品だったのである。ということで、あらすじと感想を書いていくよ〜。
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『罪と祈り』-30年ほどまえのバブル期に起きた出来事との関連性は……

『罪と祈り』は、貫井徳郎氏の2年ぶりの最新長編である。息子たちが突きとめる父親の秘密はなんなのか……終始、暗くて重たい物語の、ラストの小さな希望の光!そして、貫井氏の作品を読んだことがない人や、あまり知らないという人は下の記事を参考にしてほしい。
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