海外ミステリー

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『カッティング・エッジ』-ジェフリー・ディーヴァー氏-構成の巧妙さに愕然!

シリーズ14作目の『カッティング・エッジ』を紹介する。本書の帯には「シリーズ原点回帰の傑作」と書かれいるが、傑作という文言を使ってハードルをあげてしまって大丈夫だろうか。そして読了した結果、すばらしい作品だったのである。
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『わが母なるロージー』6つの爆弾を毎日ひとつずつ爆発させると脅す男の目的は?

今回紹介する『わが母なるロージー』は、「カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ」のカミーユ警部が登場する、200ページほどの中編小説である。ちなみに「カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ」の順番は『悲しみのイレーヌ』『その女アレックス』『傷だらけのカミーユ』だ。
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『エレベーター』-アメリカ探偵作家クラブ賞など全10賞を受賞した斬新な作品-

今回はジェイソン・レナルズ氏の『エレベーター』を紹介する。書店で本書を手にとったとき、違和感を覚えたのである。上の写真を見ればわかるとおり、背表紙が左側にあるのだ。しかし、パラパラめくってみたところ、「そういうことか」と合点したのである。
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『訣別』富豪老人の膨大な遺産を相続する者は?極秘調査をおこなうが……

マイクル・コナリー氏の『訣別』は、ハリー・ボッシュ・シリーズの19作目である。そして、前作のハリー・ボッシュ・シリーズ18作目の『贖罪の街』の記事には、ボッシュ・シリーズの順番とマイクル・コナリー氏の全作品を記載してあるので、ついでに読んでいただければ幸いだ。
2019.10.16
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『刺青強奪人』サイコパスミステリーの快作!おもしろさは抜群!

「国際犯罪小説(ブラッディ・スコットランド)の勝者が紡ぐ人皮偏執のサイコミステリー」と帯に書かれた『刺青強奪人』は、アリソン・ベルシャム氏のデビュー作である。ミステリー好きであればタイトルを見ただけで、「これはおもしろいはずだ」と叫ぶことだろう。
2019.10.30
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『ケイトが恐れるすべて』隣人が殺され、誰が嘘をついているのか……

今回はピーター・スワンソン氏の『ケイトが恐れるすべて』を紹介する。ピーター・スワンソン氏といえば、前作のそしてミランダを殺す』が、昨年のミステリランキング上位を独占した。そして『ケイトが恐れるすべて』は、「真相が明かされた瞬間、驚愕で震える!」と帯に書かれている。
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『血の郷愁』バンカレッラ賞最終候補作!シリアルキラーの完璧なる模倣

実在する19世紀の連続殺人犯、ヴィンチェンツォ・ヴェルゼーニを題材としたミステリー小説である本作は、イタリアで最も権威ある文学賞のひとつであるバンカレッラ賞にノミネートされたことでも話題を読んだ。世界15カ国での翻訳も決定している。
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ジョー・イデ氏の『IQ2』-シリーズ2作目-暗黒街のホームズふたたび!

前作の『IQ』は、【このミステリーがすごい!2019】(海外編)の3位だった。ちなみに1位と2位は、【1位、カササギ殺人事件】→【2位、そしてミランダを殺す】である。「この3作のなかに未読の作品がある!」という人は、下の記事を参考にしていただければうれしい。
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『フクロウの囁き』オスロ警察殺人捜査課特別班シリーズの第2弾!

サムエル・ビョルク氏の『フクロウの囁き』は、「北欧発! 世界中が震撼! 北欧ベストセラーのサスペンス・スリラー、待望の日本上陸! 」と帯に書かれていた『オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン』の第2弾である。
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『沼の王の娘』カレン・ディオンヌ氏-バリー賞-最優秀作品-

カレン・ディオンヌ氏の『沼の王の娘』の帯には、「衝撃のサバイバルスリラー」「映画化決定!」と書かれている。看守を殺して逃走した父を捕まえられる人間は、娘のわたし以外にいない。父と娘の緊迫の心理戦!究極のサバイバルゲームがいま始まる!
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