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【2018年上半期】海外ミステリー小説(文庫本)わたしのベスト3

消防車が火を消している海外ミステリー
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海外の小説が苦手な人は多いかもしれない。だが、毛嫌いして読まないのはもったいないことである。

いまから紹介する作品を読んでいただければ、新しい扉をひらくことができるだろう。夢中になって読みふけった結果、寝不足にならないように注意してほしい。

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1.許されざる者

CWA賞、ガラスの鍵賞など5冠獲得した作品である。時効が成立した事件の犯人をどのように罰するかという内容だ。

きれい事で終わらないので、激しく賛否がわかれるだろう。だからこそ、傑作なのである。

国家犯罪捜査局の元凄腕長官ヨハンソン。脳梗塞で倒れ、命は助かったものの麻痺が残る。そんな彼に主治医が相談をもちかけた。牧師だった父が、懺悔で25年前の未解決事件の犯人について聞いていたというのだ。9歳の少女が暴行の上殺害された事件。だが、事件は時効になっていた。ラーシュは相棒だった元刑事らを手足に、事件を調べ直す。スウェーデンミステリの重鎮による、CWA賞インターナショナルダガー、ガラスの鍵賞等五冠に輝く究極の警察小説。

2.刑事マルティン・ベック 消えた消防車

『笑う警官』のつぎの作品であり、シリーズ5作目である。50年ほどまえの作品だが、古さを感じることはない。

しかし、残りの5作品の出版予定が休止されたため、わたしは立腹している。旧訳版をすべて読んでいるが、人に借りて読んだので所有していない。

途中で休止するなんてひどすぎる!べつの出版社でもいいので、のこりの5作品を出版してほしいと思っている。

厳寒のストックホルム。警察が監視中のアパートが突如、爆発炎上した。任務についていたラーソン警部補は住人を救うべく孤軍奮闘するが、出動したはずの消防車が一向に到着しない。焼死者の中には、ある事件の容疑者が含まれていた。刑事マルティン・ベックは捜査を進めるうち、この火災に奇妙な点があると気づく。やがて捜査陣の前に浮かび上がってきたのは、意外な犯罪の構図だった―。警察小説の金字塔シリーズ、第五作。

3.そしてミランダを殺す

感が鋭い人は注意したほうがいい。下調べをするだけで結末を推測できてしまう可能性があるし、ネタバレしているサイトがあったりするからである。

推測できたとしても傑作なのはまちがいない。

だがより楽しんでいただくために、わたしはいっさい内容にふれない。

English Edition

空港のバーで離陸までの時間をつぶしていたテッドは、見知らぬ美女リリーに出会う。彼は酔った勢いで、妻のミランダの浮気を知ったことを話し「妻を殺したい」と言ってしまう。リリーはミランダは殺されて当然だと断言し、協力を申し出る。だがふたりの殺人計画が具体化され決行の日が近づいたとき、予想外の事件が起こり……。男女4人のモノローグで、殺す者と殺される者、追う者と追われる者の策略と攻防を描く傑作ミステリ!

どの作品も最高におもしろいので、未読の人は読んでいただければうれしいのである。

【海外ミステリーの傑作12選】これらの作品を未読なのはダメ!絶対!
この記事は、海外ミステリーをほとんど読んだことがない人に向けて書いたのである。そのため有名な作品ばかりなので、海外ミステリーを読みなれた人にとってはつまらない記事だど思う。まあ、おもしろい記事は書いたことがないのだが……。ということで、12冊の海外ミステリー小説を紹介していく。
English Editionがある作品の記事まとめ
多読ブームということなので、『English Edition』がある作品の記事をまとめている。そうはいっても、複数の作品を紹介している記事では、『English Edition』が一部のみという場合があることを許していただきたい。

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