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【ノンフィクション】フィクション以外のおすすめ書籍13冊!

雷小説以外の本
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フィクション以外のおすすめ書籍を13冊選んでみたので、嫌いでなければ読んでいただきたい。良書ばかりを集めたため、1作品くらいは満足できる本があるはずである。

【2019年9.10月発刊】裏社会や事件を扱った4冊の書籍を紹介する!
一橋文哉氏の『外国人ヒットマン』、溝口敦氏と鈴木智彦氏の『教養としてのヤクザ』、北尾トロ氏の『なぜ元公務員はいっぺんにおにぎり35個を万引きしたのか』、野口和樹氏の『半グレと金塊 博多7億円金塊強奪事件「主犯」の告白』という4冊の本を紹介する。
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1.完全教祖マニュアル

軽い文体なので読みやすく、楽しんで学ぶことができる書籍である。変な宗教に勧誘されたとき、回避することができるだろう。

多くの人をハッピーにしながら、大きな尊敬を受ける―教祖ほどステキなビジネスはほかにありません。キリスト教、イスラム、仏教などの大手伝統宗教から、現代日本の新興宗教まで、古今東西の宗教を徹底的に分析。教義の作成、信者の獲得の仕方、金集め、組織づくり、さらには奇跡の起こし方―あらゆるシチュエーションを実践的に解説した本邦初の完全宗教マニュアル。

2.ある奴隷少女に起こった出来事

150年前にアメリカの黒人女性の手によって綴られた、ノンフィクション小説である。刊行120年後に発見され、著者であるハリエット・ジェイコブズは実在した女性であり、記述された内容が事実であることはそのあとの研究で明らかにされている。

1820年代のアメリカ南部、奴隷制度が厳然と社会に根を下ろしていたころの話である。

好色な医師フリントの奴隷となった美少女、リンダ。卑劣な虐待に苦しむ彼女は決意した。自由を掴むため、他の白人男性の子を身篭ることを―。奴隷制の真実を知的な文章で綴った本書は、小説と誤認され一度は忘れ去られる。しかし126年後、実話と証明されるやいなや米国でベストセラーに。人間の残虐性に不屈の精神で抗い続け、現代を遙かに凌ぐ“格差”の闇を打ち破った究極の魂の物語。

3.事件現場清掃人が行く

人はみな、死に向かって生きている。だれかが亡くなったとき、当たりまえのことだが、その「後始末」をしなければならない。それを仕事にしている人が書いた本である。

餓死した大学生、高級マンションで二年放置された死体、風呂で煮込まれたお婆さん…。自殺、孤独死、事故、殺人―死んだ人の後始末を1500件以上請け負ってきた著者。血と体液と虫にまみれた部屋で、死者の無念さに涙し、呆然とする遺族を慰める。誰も近づきたがらない特殊な死の現場から、生の悲哀を見つめた衝撃のノンフィクション。

4.未解決―封印された五つの捜査報告

タイトルのとおりである。未解決事件に興味がある人は読んでみるといいだろう。

犯人逮捕が何度もささやかれながらいつまでも終結しない事件がある。一方で、犯人が逮捕されていながらその背景が全く明らかにされない事件がある。それはなぜなのか。迷宮入りする「住友銀行名古屋支店長射殺事件」「ライブドア『懐刀』怪死事件」、そして、すべてが心の闇に隠された「酒鬼薔薇事件」など、解決されざる大事件の深層に圧倒的取材で斬り込んだ犯罪ノンフィクション集。

5.心にナイフをしのばせて

少年が同級生を殺害した事件は、昭和44年に発生した。被害者家族の軌跡と、弁護士になっていた加害者のことを綴る、ノンフィクションである。

あいつをめちゃめちゃにしてやりたい」―。40年近くの年月を経ても、被害者はあの事件を引きずっていた。歳月は遺族たちを癒さない。そのことを私たちは肝に銘じておくべきだと思う。『ナツコ 沖縄密貿易の女王』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した著者の、司法を大きく変えた執念のルポルタージュ。

6.死刑でいいです―孤立が生んだ二つの殺人

山地悠紀夫(大阪姉妹殺害事件の犯人)の生い立ちを綴った書籍である。実話だからこそ、せつない気持ちになる。だれかひとりでも山地悠紀夫に手をさしのべていたら、2度目の事件は起きていなかったかもしなれない……。

2005年、大阪で若い姉妹が惨殺された。犯人の山地悠紀夫はその5年前、実母を殺し、少年院で矯正教育を受けていた―。裁判で山地は「さっさと死刑にしてくれ」と主張。09年、一切の真相を語ることも、反省することもなく絞首刑となった。享年25。その短い人生でなぜ3人も殺めたのか。彼は化け物か、それとも…。緻密な取材で事件の深層と凶悪犯の素顔に迫る、衝撃のルポルタージュ。

7.裁判官・非常識な判決48

たまにおかしな判決を耳にすることがある。それらを集めた書籍である。どうして48なのか、著者の間川清氏はAKBのファンなのだろうか?

「こそこそとでなく、堂々と女性のスカートを覗き込めば無罪」「女性にデブと言ったから29日間、刑務所へ」「自分名義の家に自分の鍵で入ったのに住居侵入罪成立」―一般人の感覚では「非常識」としか思えない判決が目につく昨今。裁判官が頭でっかちで世間知らずだからこうなるのか?それとも実は、当事者のやむをえない事情を汲みつくした上での英断なのか?裁判経験豊富な弁護士が、世間で「トンデモ判決」と言われる48の裁判を読み解き、痛快にジャッジ!

8.「ストーカー」は何を考えているか

男性だからとか女性だからとか、若い若くないは関係がなく、だれもがストーカーの被害に遭う可能性はある。あなたの大切な人が巻きこまれるかもしれない。この書籍を読み、対処できるようにしておくことをおすすめしたい。

五百人ものストーキング加害者と向き合い、カウンセリングなどを行ってきた著者が、彼らの思考パターンと危険度、実践的対応を多くの事例とともに解き明かす。今や「ストーカー」をめぐるトラブルは年間二万件。なぜ彼らは常識を踏み外すのか、警察は後手に回るのか、その時どう対処すればいいのか―老若男女を問わず、誰もが当事者となりうる時代の必読書。

9.組長の娘

父親が暴力団組長だったら……そのようなことを考えたことがあるだろうか?

子どもは親を選べないのである。

「そんな珍しいもんちゃうで」少し寂しげに笑いながら、女は口を開いた―。生家は由緒正しい関西の博徒。少女時代は喧嘩と薬物に明け暮れた。一度は幸せな家庭を築くが浮気がきっかけで再び覚醒剤に手を出し逮捕される。四年半の刑務所暮らし、そして出所後に見つけた自らの社会的役割とは。昭和ヤクザの香り漂う河内弁で語られる濃厚な人生。

10.山口組三国志 織田絆誠という男

溝口敦氏の書籍はハズレがない。腹の据わりようが半端なく、暴力団のことを書かせたら右にでる者はいないだろう。

日本最大の暴力団が、いま、最大の危機を迎えている。暴排条例による外圧、先細るシノギ、半グレら新勢力の台頭―。相剋を繰り返す闇社会の巨艦にあって、ついに新世代の改革者が立ち上がる。数々のドンの肉声をとらえ続けてきた著者、ヤクザ取材半世紀の集大成!

11.息子が人を殺しました

天涯孤独の身である人は少数派だろう。もし、家族のだれかが犯罪者になってしまったら……。そのような想像をしたことがあるだろうか?

加害者家族のことについて書かれた書籍である。

連日のように耳にする殺人事件。当然ながら犯人には家族がいる。本人は逮捕されれば塀の中だが、犯罪者の家族はそうではない。ネットで名前や住所がさらされ、マンションや会社から追い出されるなど、人生は180度変わる。また犯罪者は「どこにでもいそうな、いい人(子)」であることも少なくない。厳しくしつけた子どもが人を殺したり、おしどり夫婦の夫が性犯罪を犯すことも。突然地獄に突き落とされた家族は、その後どのような人生を送るのか?日本で初めて加害者家族支援のNPO法人を立ち上げた著者が、その実態を赤裸々に語る。

12.シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感

芸人のアキラ100%氏が注目されたとき、苦情が殺到していた。だが、わたしは理解することができなかった。

不快だと思うのであれば、見ないという選択をすればいいだけである。仮に不快感を覚えたとしても、電話やメールなどで苦情を伝えようと思わない。その労力が無駄である。

しかしこの書籍を読んだとき、そういう言動をする人たちのことがすこしだけわかったような気がする。わたしはそんな人間になりたくないが……。

「シャーデンフロイデ」とは、他人を引きずり下ろしたときに生まれる快感のこと。成功者のちょっとした失敗をネット上で糾弾し、喜びに浸る。実はこの行動の根幹には、脳内物質「オキシトシン」が深く関わっている。オキシトシンは、母子間など、人と人との愛着を形成するために欠かせない脳内ホルモンだが、最新の研究では「妬み」感情も高めてしまうことがわかってきた。なぜ人間は一見、非生産的に思える「妬み」という感情を他人に覚え、その不幸を喜ぶのか。現代社会が抱える病理の象徴「シャーデンフロイデ」の正体を解き明かす。

13.「毒婦」和歌山カレー事件20年目の真実

多くの人は、和歌山毒入りカレー事件は解決していると思っているかもしれない。だが、この事件にはまだ多くの疑問が残されている。謎の解明を待たずして死刑は執行されてしまうのだろうか。もう一度この事件を考えるためにも、必読の一冊である。

林眞須美は本当に「毒」を入れたのか?林家を長年取材してきた研究者が、いびつな死刑囚の「実像」と事件の「真相」に迫る!

さいごに

未読の本はあっただろうか?

もしあった場合、読んでいただければ、どの書籍もきっと何かをえることができるはずである。

【2019年9.10月発刊】裏社会や事件を扱った4冊の書籍を紹介する!
一橋文哉氏の『外国人ヒットマン』、溝口敦氏と鈴木智彦氏の『教養としてのヤクザ』、北尾トロ氏の『なぜ元公務員はいっぺんにおにぎり35個を万引きしたのか』、野口和樹氏の『半グレと金塊 博多7億円金塊強奪事件「主犯」の告白』という4冊の本を紹介する。

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